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栃木県内には、春の訪れを告げるお祭りがいくつかあります。 その中でも、かなりの迫力でもって知られるのが、高根沢町は 桑窪地区で行われる「梵天祭り」ではないでしょうか。 0aa70596.jpg
小雨がぱらつく朝、桑窪地区の4つの集落それぞれで、梵天祭りの準備が行われます。 桑窪は朝8時から梵天づくりの準備が行われていました。 今回取材に訪れた新田という集落の準備の様子を取材しました。 ちなみに、桑窪の梵天の竹は地区内の竹林から切り出し、 房に烏山和紙をつかった贅沢な梵天です。 梵天祭りがおこなわれる加茂神社は、那須烏山市の月次(つきなみ)地区に祀られている 通称「鳴井さま」の名で親しまれている加茂神社と姉妹関係といわれています。 この神社では雨を降らせてくれる神様なので、農業に従事する人たちのみならず、 家内安全や無病息災を祈るお祭りとして、桑窪では大切に守られてきました。 4b126d08.jpg
さて、神社では各集落の氏子総代、役員の方々がかみしもを着用し、 神事を執り行っています。 その一方で、お祭りを準備しているところでは… c9e88df3.jpg
梵天をかつぐ男性たちが、口紅でお化粧をしています。 色男たちが女性の神様が祀られている加茂神社へいくのに、 化粧をするのが習わしということです。 化粧も済んで、公民館に各集落の梵天が集まって、おかめのお面をつけた「ぐし餅俵」とともに、 加茂神社へ向けて出発します。 5f8d8fd1.jpg
各集落の「宿(ヤド)」で、「なおらい」という酒盛りで景気付けをしてきた男たち。 勢いよく、加茂神社の拝殿に奉納します。 「奉納」という書き方は、少々気取ってますね。梵天を「つっこみ」ます! cb1c8d96.jpg
ドスン、ドスンという音とともに、梵天をかつぐ男性たちの声、見物している人たちの歓声が 神社を包みます。 梵天をつっこんだ後は、拝殿横にたてかけて、無事に神事が終了。 終わりには、皆さんお待ちかね、餅まき&菓子まきがおこなわれました(こちらも、梵天奉納の 時に負けず劣らず凄い熱気!)。 昨年は東日本大震災の発生直後にお祭りだったということもあり、中止を余儀なくされました。 加茂神社の鳥居は、この地震で損壊。痛々しい風景がまだ残ってはいましたが、 神社の神様はきっと、今年の梵天奉納を例年以上に喜び、また楽しんでいたのではないでしょうか。 82b5a61e.jpg
この記事は2012年3月26日 月曜日に放送終了しましたが、 栃木県のホームページでお聴きいただくことができます。 認定地名、高根沢町 桑窪のページはこちら。 ラジオのアイコンがありますのでクリックしてお聴きください。 番組では、皆様からの感想をお待ちしております。 おハガキの場合は〒320-8601 栃木放送「とちぎのふるさと田園風景百選」宛 FAXは028-643-3311 メールはdenen@crt-radio.co.jpまでどうぞ! 「とちぎのふるさと田園風景百選」は栃木県のホームページでもご覧頂けます。