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栃木県の東部にある市貝町見上は、丘陵がひろがる地域で 丘陵部の谷あいには谷津田(やつだ)という田んぼがあります。 谷津田は水が常にたまっているため 湿り気を好むカエルや蛇などが多く生息します。 この地域には、そうしたカエルや蛇などをエサとする『サシバ』という タカ科の鳥が、春になると繁殖のために渡って来て、9月頃になると 今度は東南アジア方面に渡ります。 レッドデータブックにも登録されている貴重なサシバが生息する この地域は『サシバの里』として保護に取り組んでいます。 飛来数は本州でも1、2を争う数の多さとのことですから いかにここがサシバにとって子育てがしやすい土地かがわかりますね。 さて、この市貝町の塩田地区に『芳那の水晶湖』と呼ばれる 溜め池(写真上)が作られたのは今からおよそ40年前のこと。 芳賀町、市貝町、益子町、茂木町、そして那須烏山市といった 1市5町の農地を潤しています。 市貝町の見上には、この溜め池の掘削によって生じた残土が埋められました。 その土地の有効活用として作られたのが、平成18年にオープンした芝ざくら公園です。 広さ2.4ヘクタールにおよぶ芝ざくら公園は ピンク色が中心の見事な花の絨毯が一面に広がり、それは見事です。 ゴールデンウィークともなると県内外から沢山の人が訪れます。 下の写真は昨年5月のGW明け頃の公園です。 31268bd7.jpg
地元の人たちは「芳那の水晶湖ふれあいの郷協議会」を結成し、 年間を通して雑草取りや害虫の駆除などをしています。 花が咲くのは一時期ですが、その手のかけかたは子供の世話を焼くのと なんら変わらない。協議会の人たちはそういいます。 f8fa1693.jpg
秋になると、協議会の人たち5人ほどで苗作りを始め、 2月中に町の人々にも募集をかけておよそ200名で公園に植え込みをします。 その数約2万株。大変手間のかかる作業です。 ff870990.jpg
這って広がる芝桜はピンクの絨毯のようですが、その花の色によって モザイク絵画のように絵を描くことができます。 今年は冒頭でも書いたサシバをモチーフとした図案が描かれるそうです。 広大な芝ざくら公園にサシバが舞う春が楽しみですね。 さて、この芝ざくら公園では今年も芝ざくらまつりが開催されます。 期間中は地元商店や直売所が野菜やお菓子、花の苗などの販売を行っています。 また、年中営業している園内のレストランではおいしい蕎麦も味わえますよ! 実は、このレストランでは、これから地元の名物となりそうな『あるもの』が このお祭りでお目見えします…! 私もそれを食べるのがとても楽しみなんです…。 『芝ざくらまつり』 開催期間 2012年4月7日(土)〜5月13日(日) 入場無料 駐車場は芝ざくらまつり期間中のみ有料  (普通車/500円、バス/2千円、マイクロバス/千円、バイク/200円) お問い合わせは  市貝町芝さくら祭り開催実行委員会 TEL.0285-68-1118   協議会ホームページはこちら この記事は2012年3月12日 月曜日に放送終了しましたが、 栃木県のホームページでお聴きいただくことができます。 認定地名、市貝町 見上のページはこちら。 ラジオのアイコンがありますのでクリックしてお聴きください。 番組では、皆様からの感想をお待ちしております。 おハガキの場合は〒320-8601 栃木放送「とちぎのふるさと田園風景百選」宛 FAXは028-643-3311 メールはdenen@crt-radio.co.jpまでどうぞ! 「とちぎのふるさと田園風景百選」は栃木県のホームページでもご覧頂けます。